伴走初体験記!その1~奥武蔵ウルトラマラソン~

5,4,3,2,1、バアーン!
8月1日(日)午前7時。そのドラマは始まった!

「奥武蔵の77キロで視覚障害者の伴走をしてもらえませんか?」と誘われたのは今年のお正月。伴走のベテランからのこのお誘いに私は何故か「はい!いいですよ!」と即答していた。(頼まれたらいやとは言えない性格がここにも出てしまった)そして、その翌日から「目指せ!初77キロ。目指せ!初伴走」の臨戦態勢に入った。とはいえ、まだレースまで丸々7ヶ月ある。あまり早くから気負いすぎてはレースまでに息切れがしてしまうのでとりあえず、3ヶ月前まではこれまでのスマイルjogをベースにそこに坂道トレーニングを加えたくらいだった。そして予定どおり3ヶ月前からは77キロの長い距離と、アップダウンの厳しい「奥武蔵」に向けての本格的練習が始まった。

 平日は出勤前に5時起きして約10キロのjog。そして週末は湘南海岸でのLSD。3時間から4時間だったが、時には5時間走も入れた。又、アップダウンの練習には、鎌倉アルプスやヤビツ峠、箱根などのマラニックやトレイルランを試みた。ラッキーなことに、私の周りには「ウルトラの師匠」も「トレランの師匠」もいて下さったので順調に練習を積むことができた。中川さん、古谷さん、真壁さん、大木さん、梶原さん、小谷野さん、イチローさん、国井さん!皆さんご指導ありがとうございました。

 そして私はいよいよ、伴走を務めさせていただく方との脚あわせに向かった。お相手はミスター(もちろんニックネーム)。かつて、代々木公園の近所に住んでいた私は何度かそこで臨時に伴走のお手伝いをさせていただいたことはあるが、レースは初めて!「ミスターの足を引っ張らないように頑張らなくちゃ!」との決意も新たに、ミスターと共に完走を誓ったのだった。しかし、私には不安に思っていることがひとつあった。それは足の痙攣。私は以前からものすごーく足がツリやすい人で、「私はツリ(釣り)名人よ!」などと冗談を言っていたが、その頃も毎晩足がつって何度も飛び起きていたのだ。ただでさえ、ウルトラでは足がつるのに、私はいったいどうなるんだろう?と不安で胸がいっぱいだった。

 そして迎えた8月1日。毛呂山総合公園には「打倒!奥武蔵」に燃えるランナーの顔、顔、顔!その中に「初伴走、初完走!」を目指しながらもちょっぴり不安を抱えた私がいた。でも、ここまで支えてくださった方たちの愛(?)に応えるためにも絶対に完走するぞ!と自分に言い聞かせ、私は静かにスタート地点に立った!  ~続く~

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伴走初体験記!その1~奥武蔵ウルトラマラソン~ への5件のフィードバック

  1. KEN のコメント:

    初伴走ご苦労さまでした。
    事前の練習量にはチョット驚きました。
    それだけ熱意が有り気合が入っていたのですね。

    鎌倉アルプス、湘南マラニック、箱根駅伝コースと一緒に走れて楽しかったです。
    みどりさんは本気で走りたかったのかな?、観光気分で走り申し訳無いです。
    今年の奥武蔵は暑いより湿度が高く蒸してました。

    そんな中、スタートラインの先頭に並んでいるのを発見。
    号砲とともに勢い良く走り出して行ったのは見えました。
    私は後方からのんびり行きました。

  2. 幸旦 のコメント:

     先日のステージお疲れ様でした。
    ここ最近の猛暑で大変だったと思います。
     
     昨日のK○でのお打ち合わせは、うまく行ったのでしょうか?

    • GreenVoice のコメント:

      K○は久しぶりだったからちょっと緊張したわ。事件のリポーターの頃は毎日K○周りだったから慣れっこになってましたけどねぇ~

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