昨日は国立新美術館の「ピエールボナール展」に行って参りました。
ピエールボナールは19~20世紀に活躍したフランスの画家でモダンアートの中間点に位置しナビ派の一人です。非常に日本美術の影響を強く受け、「ナビ・ジャポナール」(日本かぶれのナビ、日本的なナビ)と呼ばれた程名のです。室内情景などの身近な題材を好んで描いたことから、エドゥアール・ヴュイヤールと共にアンティミスト(親密派)とも呼ばれています。
確かにパンフレットに使われている女性の4連作(写真)などはまさに浮世絵ですよね!
会場にはナント130点ものボナール作品が展示されていましたが多くはパリのオルセー美術館所蔵の物で会期中はオルセーのボナール作品は空っぽになるのでは?と思えるほどでした。
絵はほとんどぼんやりとした印象を与え、構図も遠近法も不可思議なんです。顔も一人としてはっきりしているものがなく目を伏せていたりぼんやりと描かれています。それと、多くの作品に猫が登場しています。
この作品展も17日が最終日。昨日はかなり混雑するかと思いきや開館直後に行ったためか意外に空いていてゆっくり鑑賞することができました。
今年は4月のパリオルセー・ルーブル・オランジュリー美術館に始まり、東京都美術館・名古屋市立・根津・上野の森・国立西洋・三菱1号館・汐留、そしてシドニーの州立美術館と沢山の美術館を回り美術展を鑑賞して来ましたが、昨日のピエールボナール展で鑑賞納めになりそうです。
余は満足じゃ!
おはよう
昨日の私の私のコメント
行方不明?
ボナールはいいですね。
浮世絵の影響を受けているのは
立体感がないことでしょうか。
色使いがとても好きです
沢山の美術館巡り
素晴らしいとおもいます(^_^)
みこちゃん今晩は!昨日は「忘れ物の記事なのにコメントがないな~?」と思っていたんです。今回は写真の方にも入っていませんでしたよ。どこさ行ったんだべ?
ボナールは確かに色遣いはいいですが、あまりにもはっきりしないので私はちょっと…という感じでした。顔を正面に向けていて目が合うのが一つもないんですよねぇ~。そうそう、遠近法が全然使われていなくて平面的なのも私はちょっと・・・・でした。やっぱり絵も好みがあるわね!
みどりさん 今晩は。
今年は本当に良く美術館を巡りましたね。
これは授業の一環ですね。
ところで一番印象に残ったのはどこでしょうか?
エンチャン今晩は!やっぱり、パリのオランジュリーと日本の国立西洋美術館でしょうか。
ルーベンスの絵に一番感動しました。それは宗教画だからだと思います。試験の論述もルーベンスで書こうと思っていまーす!